2012年10月31日

【番外編】平均河床勾配(続)

作成中

 4年半ほど前に、平均河床勾配について書いたことがあります。※用語の解説
 現在は、当時よりどんどん進化しており、『【試験公開】標高がわかるWeb地図』をはじめ、様々なサイトから標高を容易に確認することができます。ipod touchからだってできますもんね。

 かねてから気になっていました。

 「平均河床勾配」は、川の難度を客観的に示す指標となりえるのか?

 以前『勾配がキツければ、落差の大きな瀬がある可能性が高く、それだけ難度が高い』と書きましたけど、それってホントにホント?

 それで久しぶりに、今年下った川を対象に一覧にまとめてみました。

121031slope.png

 大屋川(横行渓谷)と姉川がアタマひとつ抜けてます。また、100m以上も落ちてる湯舟川も目を引きます。
 当初の予想では、姉川か神崎川あたりがトップ違うかなと思っていましたが、そうはなりませんでした。大内山川が比較的緩いのもかなり意外でした。勾配順に並べると、大内山川は下から2番目になりますが、難度順でそうかといえば、絶対にそうではない。

 つまり、実際に感じた難度と、平均河床勾配の値は、必ずしも一致していない。そのギャップは、「平均河床勾配が緩くても、核心部の落差が大きければ、難度が高いと感じてしまう」のが原因かと思われます。

 値はあくまで「平均」であり、バラツキが反映されないのが問題なのか?
 それは言えてると思う。
 たとえば、下りたい区間が30‰あるとして、同じ30‰でも以下のようないろんなパターンが考えられます。

 ・斜度5.2度の平瀬が1km延々と続く
 ・斜度4.3度の平瀬と5mの滝が1箇所
 ・斜度3.5度の平瀬と1mのドロップが10箇所

 しかし、どれが一番難度が高いかといえば、この情報だけでは判断できません。そう考えると難度とは、勾配(落差)も一つの指標でありつつ、地形、水量と複合的な情報を組み合わせた上で認識されていることが分かってきます。
 ここで問題が一つ。水量は、水位計や水量計で客観データとして測定できますが、地形は…?
 上流部だと、ゴーロ(岩場)、ゴルジュ、ナメ…。でも、その地形が延々続くケースはあまり考えられない。もっとも難度の高い場所=核心部の地形に限定して考えればいいでしょうか。


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ニックネーム ラナ父 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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