2012年11月25日

34 関西最後の川下り〜兵庫の川を下る 第10弾〜(加古川1◆129本目)

水位:-2.61m(大門) 気温:13℃(西脇) 天気:快晴
区間:闘竜橋〜闘竜すくえあ(約0.4km)*2 勾配:7.5‰(42m→39m) 所要時間:1.00h
メンバー:ソロ



 妻が来月から関東転勤になりそうです。来週から引越しの準備が本格的に始まるんで、おそらく、本日が関西最後の川下りになるでしょう。本当に最後というわけではなく、年末年始など定期的に帰省はするんですが、今までみたく、雨降ったからここ行ってみよう! というのができなくなるのが非常に残念。
 この2年間、週末は、ほぼ毎週関西で過ごしていたので、感覚的には関西に戻ってきたのと同じでした。したがって、再びこの地を去らなければならないという感覚に襲われています。

 最後の川下りの場所として選んだのは、先日下見した加古川 闘竜灘でした。

 加古川は、兵庫県朝来市山東町と丹波市青垣町境の粟鹿山(標高962m)を水源とし、篠山川、杉原川、東条川、美嚢川などを合わせて播州平野を南流し、加古川市尾上町、高砂市高砂町向島町境で瀬戸内海播磨灘へと注ぐ加古川水系の一級河川です(幹線流路延長96km,流域面積1,730ku)。

 もっと遠くへ行きたい気持ちもありましたが、どこも水量不足気味なのと門限15時という制約付きだったんで。まあ、「兵庫の川を下るシリーズ」も滑り込みで2桁の大台に乗せられたんで、これはこれでよしとしましょう。

 さて、まずは闘竜灘航下ルートの選定から。

 前回下見時は、中央か左岸ベタかなと考えていましたが、当時と比べ今日は大門観測所で15cmほど水位が高い。先週末の雨の恩恵がまだ残ってるようですね。
 左岸ベタは、本流が岩に激突して避けがたそうなのでNGでした。中央は素直に落ちれそうですが、位置関係の把握が難しい。進入ルートを見誤り、とくに右岸側にズレると死んでしまうので、いろんな角度から見て、何度もシミュレーションして確認しました。

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 あとは腹を括って落ちるのみですが、凄まじい轟音と水煙とに圧倒されて、なかなか踏ん切りがつきません。とりあえず1本目は、掘割水路でウォーミングアップしとこうかなー、なんて日和りまして、ラナと一緒に下り始めました。

 出発は、12時過ぎ。

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 無難に終えた後、さていよいよ本番です。さすがに連れていく自信がないので、ラナは滝直下の遊歩道に繋いでおきました。

 2本目出発は、12時半過ぎ。

 遠くからでも水煙がもうもうと立ち込めているのが分かります。これくらいの落差(約3m)なら今まで何度か経験があるんですが、いずれも上流部ばかりで、これだけの川幅と、これだけの水量の状況下でやるのは初めて。
 さすがに迫力が違う。また、ルート間違えたらどうしようという不安も残る。

 もう一度、進入路をトレースして、いよいよ漕ぎ出しました。季節外れだけあってギャラリーは誰もおらんと思ってたら、闘竜灘右岸にある旅館のロビーから窓越しにようさん張り付いて見てはりました。まあそら気になるでしょうね。

 ゆっくりと近付き、確実にルートに乗せられたと確信できた時点で一気に加速。

 滝の下のボイルが視界に入る。よし、この落差ならいける!

 着水時、スターンが一瞬食われバウが跳ね上がり、冷や汗出ましたが、一気に漕ぎ抜けて脱出。

 あとは下流に抜けるだけですが、ボイル地帯が予想以上に荒れてます。しまった。滝ばかり注目してて、ちゃんと読んでなかった…。目の前の岩にぐいぐい押し付けられる。岩の隙間から水流が一部、下流に抜けてますが、先が見えない。これも下見時にチェック漏れてました。シーブの可能性もあるんで、吸い寄せられそうになるのを全力で回避。

 再びフネを本流に戻し、無事漕ぎ抜けました。あっぶねー。

 ギャラリーに手を振って応えた後、ラナを連れてきて滝の直下へ。
 なるほど、こういう流れなのね…。シーブ疑惑のあった水路は、半分あたり。竹ボウキが挟まっていました。(^^;;

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 滝の下からはもう、再び穏やかな流れに戻っています。回廊を抜けてゴールへ。

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 途中、1本目の掘割水路にも寄り道。

 言うまでもなく、2本目のほうが圧倒的にインパクトありました。挑戦してよかった。

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 2本目ゴールは13時。

 闘竜灘は、核心部として前後の川相とのギャップは著しく大きいですが、区間は短い。いわゆるプレとかデザート的な瀬が存在せず、下流域でごくフツーの平坦な流れになっています。というわけで今回は距離を取らず、ほぼスポットに近しい、ピンポイントのダウンリバーとなってしまいましたが、充分に満足できる内容だったと思います。

 門限まで少し時間があったので、さっきのギャラリーみたく、滝を眺めながらメシ食べようと滝寺荘に行ってみましたが、めっちゃ時間かかりますとのことだったんで諦めました。

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 ここは三田から30分と非常に近いんで、帰省時に気軽に寄ったりできそうです。とりあえず、余裕綽々で下れるようになるくらいまでは練習しに通ってみたいです。

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2012年11月19日

【番外編】ラナ10歳の誕生日



 ラナ、満10歳の誕生日を無事迎えることができました。

 現在は兵庫三田の妻の実家に居候中。もうすぐ2年になります。思い返してみれば、けっこういろんなところ住んできてますなあ。

 2003年〜2006年 大阪府枚方市
 2007年      兵庫県尼崎市
 2008年〜2010年 神奈川県川崎市
 2011年〜     兵庫県三田市(別居)

 すでに何度か書いたと思いますが、人間の年齢にすれば75歳。もう晩年と呼んでもよいかもしれません。顔はずいぶん白くなり、背中の毛にも白いのが混じってきて、ぱっと見は老犬ぽくなってきました。しかし、現時点では、信じられないくらい元気です。なにしろ現役最後の年と思ってこの1年川下りしてきましたが、まるでそんな気配を感じさせなかった。今の体力がまだ維持できるのであれば、マジで来年も続けたいと思ってます。
 今年新たに20本追加され、現在の漕破総数は116本。もうひとふん張りして、130本くらいまでは達成してみたいな。

 あと心配なのは病気。今まで2回ほど大きな手術をしてきましたが、今後全身麻酔はキツイでしょう。日ごろの健康管理をよりしっかりやってやる必要があります。

 2009年 子宮蓄膿症
 2010年 肉球異常

 2003年に一緒にカヌーに乗るようになってはや10年。共に100本以上の川を下り、彼女を通じた人との出会いも数知れずあり、おかげで私のカヌーライフは非常に充実したものになりました。

 時々、考えることがあります。ラナがいなければ、どうなってたやろ?
 たぶん、マイノリティのダッキーは早々にやめて、メジャーなカヤックに乗り換えてたと思います。そこらへんのスポットで練習したり、テキトーにフリースタイルの大会に出てみたりしてたかもしれない。もともと運動センスないし、途中で嫌気がさして漕がなくなってる可能性が高いですが、それはそれでまた別の出会いがあり、違う人生が待っていたのかもしれない。
 ひとつ胸を張って言えるのは、そのほうが良かった? と聞かれれば、ラナと一緒にダッキーで下ってるほうがよっぽど面白かっただろうという点。犬が一緒だと、カヤック乗れないし、電車使えない、回送も基本自分のクルマだけなど色々制約があります。共通の話ができるカヤック仲間も極めてまれ。マイナーなカヤック界でもさらにどマイナー路線まっしぐらですが、それでも、この10年は誇りに思いこそすれ、後悔はしていません。
 まあ、仕事面ではもうちょっと仕事人間になっとったらよかったといささか後悔はしておりますが…。

 「カヌー犬」という単語は知名度こそ高いですが、実際にはほとんど見かけることがありません。とくに私のように川下りしているカヌー犬は非常に少ないんじゃないかと。まあそもそも、犬以前に人と出会うこと自体が少ないんで、行き先がおかしいんちゃうかという説もありますけど(笑)。本音をいえば、私と同じような人、もっとたくさんいてほしい。一緒に川下りして、キャンプして、ダウンリバーと犬トークに花咲かせたいんですが、もうほとんど諦めてます。

 ラナとの残された時間はあまり多くありませんが、今のスタイルを最後まで続けていければと思います。

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2012年11月18日

33 ラナ9歳最後の川下り(細野川1◆128本目)

水位:1.15→1.13m(中地) 気温:11℃(美山) 天気:曇り時々晴れ時々雨
区間:保登呂橋〜上桂川出合(約6.0km) 勾配:14.8‰(293m→204m) 所要時間:1.75h
メンバー:後輩1号、川太郎、川次郎(回送)



 待ちに待った雨。やっと降ってくれました。今回は北高南低の傾向のようで、但馬、丹波エリアにけっこう降ってます。このケースで下りたい川はだいたい決めてました。

 9月に下見した細野川。お盆に下った清滝川の西隣を流れる、淀川水系上桂川(桂川)の支流です。

 細野川は、東俣山(標高760.5m)を水源とし、京北中地町にて上桂川左岸に注ぐ淀川水系の一級河川です(幹川流路延長16.7km,流域面積35.5ku)。

 この川を知るきっかけは、上桂の鮎釣り師tomoさんの情報。中地観測所水位で120cm以上が目安らしい。京都のカヤックショップで下ってるみたいで、“playboating@jp”のブログでも見かけましたが、当時まだフィールドが関東ベースだったんで、いつの間にやら忘れてしまってました。それが今年になってふと思い出し、チャンスが訪れるのを地味に待っていたというわけです。

 雨は夕方になってさらに強まり、期待以上の降りっぷり。夜中に何度も目覚めては水位をチェックするほど昂ってました。水位は夜半に120cmをついにオーバー。よっしゃあー!
 ただ、増水のペースが早かっただけあって、ピークを過ぎると減るのも早い。今朝の時点で120cmを切ってましたが、こんなチャンスは今年最後かもしらんと思い、強行することにしました。

 インとアウトは前回下見時にだいたい決めてました。家族には2時間後を目安にテイクアウト予定の上桂川出合で拾ってもらうようお願いして出航しました。

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 出発は11時45分。

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 水量の心配は杞憂でした。もともと規模の小さな川で、川原もほとんど発達してないので川筋がまとまっており、おかげでテンポよく下ることができます。
 サイズ感は、東隣を流れる清滝川と同じくらい。水質も同様、いかにも丹波の川ってイメージどおりです。

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 この区間唯一の橋を過ぎると、やがて川沿いに走っていた府道363号が離れ、国道477号に入れ替わりますが、このあたりから車道との高低差が徐々に開いてきます。道幅がクソ狭いくせして比較的車両の往来が多いため、前回は下見といっても駐車してじっくり観察するということができず、クルマを走らせながら断片的にしか目に入れることしかできませんでした。
 自ずと、緊張感が高まる。ただ、今のところは見通しよく、危険感知センサーも反応しません。

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 やがて前方に巨大な流木を視認。何やらあやしげなんで、手前で上陸して下見しました。

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 核心部…というにはちょっと小さいか。しかし迫力は充分。メインルートに突っ込むと首が飛ばされてしまいそうです。パスするのがもったいないのでじっくり検討しましたが、やはりダメかしらん。おとなしくポーテージしました。

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 少し進むと大きく左にカーブ。ここから雰囲気が少し違う気がする…。
 センサーが反応。再び上陸して下見しました。

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 弓のようにカーブしながら三段落ち込んでいく感じ。
 最初のドロップは落差はたいしたことないですが、隠れ岩が点在しており、コースが狭い。一段目から二段目までのルート取りがキーとなりそうです。

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 二段目以降は狭いけどど真ん中を下れば問題なさそう。最後の落ち込みはよく見えませんが、ログなどの障害物はなさそう…に見受けられます。

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 この水量ならなんとかなるやろ、とラナ乗せたまま下ることにしました。

 そういえばラナ、明日で満10歳の誕生日でしたね。つまり今日が9歳最後の川下り。大型犬の10歳は、人間の肉体年齢に換算すると75歳。さすがに今までのような川下りはできひんなるやろと、今年は最後の年という思いで下ってきました。しかし今の調子やと、来年もまだいけるんちゃうかと感じています。まだまだ相棒であってほしい。

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2012年11月17日

【番外編】クリスマス準備

 仮面ライダー変身ベルト「ウィザードライバー」が全然売ってません。暇をみつけておもちゃ屋さんに足を運んでましたが、金曜日になってようやく銀座のおもちゃ屋さんでハケーン。即買いしました。
 サンタさんも大変やな。

 今日は、その時に買ったお面だけ先にプレゼントしました。

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 一日中雨だったので、スーパーとかうろついてました。ゴーバスターズの新キャラ(ロボ)タテガミライオーのプラモ(食玩)が売ってたので午後は帰宅してこれの組立て。完成後、いままで買ったロボたちも取り出してきて、夢中になって遊んでました。壊さないでね。

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 雨は、期待以上に降ってます。日曜日は仕事しようと思ってたけど、これはひさびさに初めての川いけそうな感じ。


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2012年11月10日

【番外編】2週連続有馬富士

 相変わらずかなり仕事がきつくって低空飛行気味ですが、漕ぐ意欲はまだなんとか消えてはいません。とはいえ川に水がありませんので今週末も結局漕がず、有馬富士公園に家族みんなでお出かけすることにしました。

 いくつも散策コースがあるというのは先週書いたとおりですが、今回は林の生態園から下りて、福島大池を一周してロックガーデンを登るコース。

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 川次郎はだいぶ体力ついてきましたね。しかし走り回ってる間に仮面ライダーのウィザードリング落としてしまい、みんなで探し回るハメに。

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 福島大池から大池川が流出するあたりは流紋岩が露出して、なかなか壮大な眺めとなっています。
 あれはゴルジュ…? 裂け目が見えると興奮してしまうのは病気でしょうか。

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 ひとしきり歩いた後、「自然学習センター」へ。クワガタのつよし君に登って記念撮影。こんなんあったのね。

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 里山の生き物がたくさん展示されてて、大人が見ても楽しいものでした。意外と広くて子どもたちも大はしゃぎ。

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 それにしても、最近全然川に行けてませんね。10月最初から今日までで、先週の矢田川1日のみという失速ぶり。このままやと見事に去年と同じパターンやなー。とはいえ去年と違ってまだ死んではいないので、なんとか持ち直したいものです。

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2012年11月05日

【番外編】画力

 いつの間にか、川太郎がなんとなくそれと分かる画を描けるようになってました。

 夏場は「川」とか描いてましたけど、いまはこれで頭の中がいっぱいらしいです。

 左上…失敗したらしい。何描こうとしたかは不明
 左上から2番目…宇宙刑事ギャバン(映画観にいきました)
 右上…仮面ライダーウィザード ランドスタイル
 中心…仮面ライダーウィザード フレイムスタイル
 中部右…仮面ライダーウィザード ハリケーンスタイル
 左下…仮面ライダーウィザード ウォータースタイル
 右下…ゴーバースターズ レッドバスター

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 サンタさんにほしいものは、変身ベルト「ウィザードライバー」みたいです。調べてみると、どこも品切れやん。Amazonで一応売ってるけど、定価より高いし。


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2012年11月04日

【番外編】兵庫県立有馬富士公園

 川に水はありませんが、天気は秋晴れの好天。
 子どもたちと、近所の有馬富士公園に行ってきました。

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 何度も訪れている場所ですが、入口から福島大池までの往復と大池川沿いを歩いたことしかありませんが、よくよく調べてみると有馬富士登山コースなどいくつも散策ルートがあるみたい
 今回は、ロックガーデンから福島大池を半周し、水辺の生態園、野鳥の広場を経由するルートを歩いてみることにしました。

 即、おやつ食べたい〜コールが始まったので早々に休憩。親に似て、体力、根性ともにありません。

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 道に迷うこともあり。

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 野鳥の広場へ。こんなコースあったん知らんかったなあ。思ったより緑が深くて気持ちいい。

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 風は冷たいけど陽射しは暖かい。空が抜けるように高い。いつの間にかすっかり秋です。

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 なんだかんだで最後までがんばって歩きました。えらいねー。

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 もう少し訓練したら、今度は有馬富士登山にチャレンジしたいな。


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2012年11月03日

32 心・的・外・傷(矢田川2)

水位:0.55m(村岡) 気温:8℃(兎和野高原) 天気:曇り
区間:矢田川橋〜核心部手前(約1.1km) 所要時間:約0.5h
メンバー:ソロ [回送]後輩1号、川太郎&川次郎



 10月はじめに奈良遠征に行って以来、はや1ヶ月が経過しました。そのまま年末まで漕がなかった昨年と同じパターン…?
 いや、今回1ヶ月空いてしまったのは、その間水量に恵まれなかったという事情もあります。チャンスがあれば漕ごうという意欲はまだ消えてはいません。季節的に可能性小ですが、どかっと降ってくれんかなあ。

 今朝、各地の水位計をチェックすると矢田川だけ豊富でした。遡って調べると、一昨日の晩から増加しているようです。
 但馬エリアに降ったんかな? 氷ノ山周辺の河川水位を調べてみましたが、微増レベルでした。
 あやしい…と思いつつも向かうことに。矢田川は、今年5月に初めて下りましたが、散々な目に遭いまして、なんとか今年中にリベンジしたかったんです。

 道中見かけた支流湯舟川の水量は微妙でした。てか、増えてるようには見えない。ただ、ふだん水のない入江ダム下流が放流中のようで下れそうな感じでした。
 ということは、まさか…。

 村岡観測所は、湯舟川出合より下流にあります(出合より上流には存在しない)。水位上昇の原因は、こいつか…。くじけそうになりつつも、一縷の望みを抱いて矢田川流域へ移動。
 石寺堰堤も取水してない模様でもはや絶望的。はたして、5月末に再訪した時と同じ、渇水期の姿がそこにありました。

 はーあ、今日は漕ぐの諦めて、家族みんなでうまいもんでも食って帰るかなあ。ということで、「滝見亭」に移動。紅葉シーズンで混みまくってんちゃうかと危惧していましたが、ほぼ貸切りでした。周辺は陽当たりが悪く、あまり色付かないそうな。

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 前回(5月)は山菜中心でしたが、今回はがっつりめのメニューにしました。定番の但馬牛。

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 そしてあまご。

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 これで終わりと思ったら、串焼きも出てきました。なんとまだ生きてます! 

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 こたつに入って、のんびりと至福の時を過ごしました。
 さあ、帰るかあ。でもなあ、ここまできてノーカヤックつうのもなあ…。むりくりなら下れるかな…とプットイン候補地点を転々と移動しましたが、あきません。

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 ちなみにGWに下った時の水量はこんなんでした。全然違いますね。

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 歩きながらでも…と少し考えましたが、今日はとにかく寒くてモチベーションが上がりません。しばらく漕がんうちにいつの間にやら季節は移ろっていたようです。

 結局、今回の主目的である核心部への再挑戦を軸として、そこから約1km上流の矢田川橋をプットインに設定しました。テイクアウト予定は前回同様石寺橋。全行程は1.5km程度。
 出発は16時とかなり遅いですが、短距離なんでちゃっちゃと下れば1時間かからんでしょう。

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 前回より水位は30〜50cm程度下がっていましたが、ギリギリ下れる程度の水量はありました。
 まもなく今回1つめの堰堤。魚道が通れそうですが…。気乗りしないので素直にポーテージ。

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 広井橋を過ぎてまもなく2つ目の堰堤。
 これは左岸からポーテージしました。前回は直下のドロップがえげつないことになっていて、あわせて回避したんですが、今回は航下。

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 さて、いよいよ核心部。
 前回は止まれずそのまま突入せざるをえませんでしたが、今回はその入口ギリギリ手前で左岸側より上陸。じっくり下見することにしました。

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 5月末に再訪して下流側から下見した際は「なんとかいけるかな」という感想でした。約半年を経たいま、上流側から望んでみた感想もほぼ同じ。想定していたより長いですが、まあ8,9割は無難に抜けられそう。
 しかし、思いとは裏腹に、足は竦んでしまっていました。

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 真冬ばりに寒くてテンションが上がらない。また、1ヶ月ぶりのダウンリバーで体が鈍ってしまっていて、思ったように動かないのが不安というのもあります。しかし、精神的な圧迫感も大きい。半年前の悪夢が何度もリピートで蘇ってくる。
 この場所については、あの時とは水位がメートル単位で違う。おそらく、フリップすることはない。まして巻かれる可能性なんてほとんどないはずなのに。てか、この悪夢を払拭したいがために再挑戦したのに。

 ラナをいったん上陸させて単身で…と考え、遡上して右岸から上陸しましたが、何だか面倒くさくなってきて、そのまま上がってしまいました。

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 やっぱり、下っとけばよかった。
 充実感ゼロ。敗北感でいっぱいで、久しぶりの川下りなのに逆にストレスが溜まる結果になってしまいました。渇水の川をわざわざ下って目的果たせず、漕いだ時間はたったの30分、距離は1km程度という体たらくだと、どんなに川好きでもさすがにすっきりとはいかないもんです。
 トラウマ、なんやろなあ。渇水期でこの状態やと、ソロで乗り越えるにはかーなり時間を要しそう。誰か、一緒に下ってくれる人がいてくれたらなあ。

 あ、ちなみに、愛用のXacti,ついにぶっ壊れてしまいました。先月の上湯川が調子悪いながらもなんとか撮れた最後のダウンリバーとなってしまいました。代わりにデジカメの動画撮影で何度か撮りましたが、Xactiと比べると圧倒的にショボい。確か保険入ってたと思うんですが、はたして復活の日は来るのでしょうか。


ニックネーム ラナ父 at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 近畿>矢田川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする